エール株式会社

 

リーダーの内的変容が組織変革につながる グロービスが挑戦し続ける人づくり

株式会社グロービス グロービス・コーポレート・ソリューション部門ディレクター 福田亮氏

課題・導入背景
・ベテランとメンバーとの間の温度差の解消
・組織エンゲージメントにおける上司部下の関係性の向上
対象者
リーダー
効果
・リーダー自身の1on1に対する理解深化と意識変容
・メンバーの声に耳を傾け、「聴く」を重視したリーダーシップの発揮

YeLLを導入した目的

考え始めたきっかけは、経験の浅いメンバーが増えてきたことでした。3年ほど前から採用を強化しているのですが、ベテランのメンバーとの間で「組織の在り方」「チーム内の認識」に少しギャップがあるような気がしていたんです。そこでまずは、組織内のエンゲージメントを可視化する『wevox』を導入しました。すると、上司・部下の関係性、特に「承認」に課題があることが見えてきたんです。

「チームによってマネジメントスタイルが違う」「上司が多様な意見を受け入れてくれない」。そんな声があると知り、私自身もどうすれば良いのか迷いが出てきました。そんな時に、エール株式会社の櫻井さんの講演会に偶然、参加したんですね。「doingよりもbeingを重視し、聴くことを大切にしている」という内容が、とても新鮮でした。「リーダーの人間的な部分を引き出すことで、組織はもっと良くなるのではないか」と感じたのを覚えています。

ただやはり「聴く価値」や「聴かれている側の変化」は、体験しないと実感できません。そこですぐに声をかけさせてもらいました。実は1on1自体は以前から行なっていて、「自分たちはできている。アクションにも結びつけられている」と思い込んでいたんです。ところが、エールが提供している1on1サービスはスタンスが違っていて、非常に興味を持ちました。

 

1on1を外部で行うことで感じたメリット

当社が大切にしている考え方に、「人は自ら変われる」という言葉があります。個人の自立性を尊重し、自ら考えて動く社員であってほしい。だからこそ、「本人にいかに気づきを与え、自ら変わっていけるか」を1人ひとりに問いたいと思っています。もちろん自分たちでも努力していましたが、やはり難しい部分もあるのが現実です。

例えば「上司と部下の関係が冷え込み、問題がありそうだ」との情報が、耳に入ってきたとします。するとどうしても「Aさんが悪い。Bさんのせいじゃない」「いやBさんが変わるべき」のような、個人のコミュニケーションスタイルを変えて解決する方向になってしまいがちです。組織として問題の本質を解決できずに、終わってしまうケースが多くなってしまいます。だからこそ、外部のプロにお任せすべきだと感じたんです。私自身にも、同じような失敗経験がありますから。

忙しいとなかなかじっくり、人と向き合う時間も取りにくいものです。人間ですから相性もありますし、1on1の相手がリーダーだと利害関係が発生して、本音を言いにくい場合も出てくるでしょう。外部人材を活用して組織がより良くなるなら、導入する価値は十分にあります。
 

YeLLを導入して感じた価値

しばらくセッションを続けるうちに、ポジティブな反応が出てくるようになりました。「毎週30分、自分について話しているうちに頭の中が整理される」「仕事への認識や気持ちがリセットされる」との感想が寄せられ、驚きました。「部下とのやり取りに関する悩みをサポーターへ話しているうちに、自分の中で自然に答えが見つかり、整理できた」と報告を受けた時には、本当に「YeLLっていいなあ」と思いました。

他にも、このような感想もありました。
「これまで、感情よりも『ファクト・ロジック・行動』を重視する環境で育ってきました。言い訳や軟弱と思われる言葉や、「それで?」と返されるような話題について聴いてもらうこと自体、極めて珍しい経験でした。自分は聴いてもらうことに満たされていないんだな、と思いました。就職氷河期世代の日本社会で育った、私のような男性に共通することのように感じます」

リーダーたちは今回のYeLLを通して、「聴き合う組織」の大切さや、1on1の効用が語れるようになったはずです。日常のメンバーとのコミュニケーションの際に、聴くこと・質問することの大切さを今まで以上に意識できるようになったと話してくれたリーダーもいました。大きな収穫があったのではないでしょうか。
 

グロービスが捉える「聴く」力

改めて思うのが、「聴くってあなどれないな」ということです。考えてみれば、お客様が抱えている課題を知り、提案をするためにはまず「聴く」ことから始まっています。まず聴かなければ、お客様へ刺さる提案もできません。良いソリューションや価値を生み出すには、どんな状況でも「聴く」ことが大切なんですよね。メンバーに対しても、それは同じです。聴くとは、知性があらわになる行為だと思います。知性が高くなければ相手の話をきちんと聴けず、新しいアイデアも生まれてこない気がします。

資料ダウンロード 1on1力向上プログラム