エール株式会社

 

日本の組織開発の起爆剤をつくる、トヨタの挑戦

トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー AI統括室  室長 竹内 康臣氏  技範 中村 剛志氏

課題・導入背景
・リーダーの課題発見力向上と行動変容を目的としたプログラムの伴走支援、自律支援
・新しいプロダクトを生み出す部門として、自律的なリーダーの育成が必要不可欠であった
対象者
・リーダー、課長職
効果
・リーダー、課長職の意識の変化
・組織戦略や組織文脈の自分ゴト化

YeLLを導入した目的

竹内さん:AIなどの新しい技術開発を担当している中で、最後の最後に行き着くとこは技術の先にある、「顧客提供価値」であると認識している中で、そこを考える人間っていうのが技術や開発ばっかりやっている状況では勝つことができないと感じました。人のポテンシャルを伸ばすところが、セットじゃなければいけない。今までのトヨタの車の開発は、やることが決まっていて、ちゃんと上から落ちてくると。だから何をやるっていう目的は問われずに、いかに効率よく上位の言うことを素早くこなして確実に課題をこなしていくかだったものが、今後は新しい課題も常に自分で見つけて、自分で解決していって解いていく必要がある。もう、どの業務をやればいい、ではなくて、個人のポテンシャルを上げないと耐えていけないだろうと思いました。

 

中村さん:我々は人事関係の部署でもないですし、教育専門の部署でもないですが、「新しいことにチャレンジする」ミッションに対して、これまでの全社的な教育や既存の施策に加え、新しいプロダクトや価値を生み出していく、新しい部署なりの教育や育成をやっていこうと、トライしました。

 

YeLLの活用方法

中村さん:読書会や「トヨタイムズ」を使いインプットや刺激を与えながら、本人たちがどう考えていくのかというところを、さらにYeLLさんのセッションでサポートいただくような設計にしていったのが経緯です。

 

竹内さん:『トヨタイムズの教材活用に対して』会社で発信してビデオを見れば、知識としては入るけど自分の中でどう咀嚼されているか分かりません。けれども、これをYeLLさんから聴いていただくということはトヨタの顔として話さなければいけません。こうなると、自分なりのビデオを見た際の考え方を第三者に話すということで、教育を受ければいいじゃなくて、教えることが最大の教育にもなってるっていうことだと思います。やはり聴かれること、それも社内で僕が「お前、分かってるか」と聞かれることはやっぱり違っていて、第三者の方に「トヨタさんどうですか」と聴かれて、これを自分の言葉でトヨタ社員として話すということはやっぱり自分ゴトによりなるだろうということから、いいきっかけになったかなと思います。

 

1on1を外部で行うことで感じたメリット

竹内さん:社内か社外かというところは心理的安全だったり話せる中身が違うというところに、お互いの特質があるだろうと思います。社内はやっぱり状況がわかっているので阿吽の呼吸で議論ができる、ただし、上司部下関係になると多少話しにくいこともあります。社外の方にとっては背景を理解をしてもらえないと話しにくいところに対しては突っ込んだ話ができないけれども、そうじゃないところでもっと深い気付きみたいなのを与える議論が心理的安全も担保されているのでできるかなと思います。

 

このセッションを通して、私が非常に良かったのは、上司にも話せなかったこと、話しにくかったことをYeLLさんのサポーターの方々が聴き出して、こう考えていたんだっていうようなところが分かったところです。私としては、本人が得意でやれるところ、苦手なところをはっきりさせて、ちゃんと本人に合った仕事と期待値になるように話をしていくことが良いと思っています。

 

YeLLを導入して感じた価値

中村さん:この研修を通すことによって、意識改革や行動変容をしなければならないという会話を一緒にできるようになったのが大きかったと思います。アフターデジタルやトヨタイズムなどの題材に対して、みんなでディスカッションして意見を言い合う、自分の意見を表に出すといった経験学習ができるようになって、同じ目線で会話ができることは、新しく一歩を踏み出す前のところまで来たなと思っています。

 

これからの挑戦

竹内さん:今回特にYeLLさんと挑戦をしたいのは、例えば5人を5人全部変容してくださいという次元ではないです。5人、10人いたら1人でいいから成功事例を作りたい、これがまず主になります。要は未知の領域をお互い一緒に挑戦してるわけですから、ここの一点でも10人で1人でも成功事例が出れば、その次にやることは1人を2人、3人、4人と成功させる事で、この改善はトヨタのお家芸ですので、たぶん得意だと思います。将来の日本を変えていくというところの挑戦だと思ってます。

 

※本内容は2021年1月時点のものです。

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