Supporter Interview
サポーター経験が、育休からの復帰とキャリアチェンジにつながりました。
サポーターになったきっかけは何ですか?
育休を取得したことがきっかけです。もともと営業職としてバリバリ働いていたので、育休前と後の、日々の生活のパターンの違いにすごくギャップがありました。1日に会う人の数も、情報のインプットもアウトプットも少なくて、「働いていた時と比べて自分だけ停滞しているのでは」という、不安や戸惑いを感じていました。
復職する予定でしたが、育休中にビジネス感覚もおちていくだろうなと思って、焦っていました。そんな時にYeLLを知って、「週に1度、企業の人と話をする」というのは自分自身の感覚を研ぐのに、すごくいい機会なんじゃないかなと思いサポーターを始めました。
正直、1日30分でも、決まった時間に子供を泣かさないでおくって難しいです。でも、「やってみたい」という気持ちが勝りましたね。
サポーターをすることで、得たものはありますか?
育休前は仕事のことを振り返ることもできず、バタバタと働いていました。でも、サポーターとしてプレイヤーを支援しながら、「はたして自分はどうだったかな」と振り返ることが出来、実はサポーターにとっても内省の時間になっていたなと思います。何か悩んだときに、他のサポーター達とオンラインミーティングをする機会があるというのも、みんなでそれぞれの悩みも解決することができてとても心強かったですね。
あとは、プレイヤーからの言葉でしょうか。
3か月間を終えた後に「まったく知らない人だったけれど、信頼できる人ができた。」と言ってもらえたのは、すごくうれしくて記憶に残っています。自分でも、誰かの役に立てるんだって。
この時の経験があったから、「人がキャリアを積むときの、キャリアのサポーターになりたい」と思ってキャリアコンサルタントの資格を取得し、育休から復帰後に営業から人事へのキャリアチェンジをすることができました。
どんな人がサポーターに向いていると思いますか?
周囲を見わたすと、ネットの普及もあってか「女性や母親はこうあるべき」という社会からのプレッシャーに苦しんでいる女性が多いように感じます。バリバリ仕事をしてきた女性こそ、そのプレッシャーとできないことの多さにへこみがちだと思いますが、私はサポーターをすることによって「今日も30分つくれたな」と、小さな成功体験を詰むことができました。
本当に小さな成功体験ですが、3か月続けてみると、社会復帰に向けて自信を少し取り戻せた気がしました。そんな風に、プレイヤーだけでなくサポーターも気持ち的な成長・自分の道を見つけることができるのがYeLLです。
自分が周りに支えてもらったように、そんな人たちの支えに自分がなれたらいいな、と感じますし、こんな考え方に共感する方、近い経験を持たれている方こそサポーターに向いていると思いますね。
鎌田あゆみ
大手通信会社にて法人営業を経験後、出版社にて法人書籍出版を担当。医療、投資、不動産、人材育成、IT等幅広い分野の書籍企画、プロモーションを担当。また全国の営業統括マネージャーとして組織マネジメント。
育休中にキャリアコンサルタントの資格をとり、現在は採用•研修•人事戦略を担当。